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zoom RSS コラム 10月よもやま話

<<   作成日時 : 2013/10/09 20:13   >>

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10月としては記録的な暑さを各地で記録していますが、今の季節は「秋」
です。「秋」は収穫の時期で食べ物が飽きるほどあることから、「飽き」が語
源の一つとなっています。余ったものを交換し融通し合うようになったことか
ら「あきない」という言葉が派生したという説もあります。

 また、秋は「とし・とき」とも読み、歳月や時間の経過を表すこともありま
す。「一日千秋の思い」は「一日が非常に長く感じられること」を表し、「春
秋」と言えば「年月」あるいは「年齢」を表します。

 秋を詠んだ歌には、兜町でも有名な「桐一葉、落ちて天下の秋を知る」とい
うのがあり、ささいな現象からその後の趨勢を推し量るたとえとして用いられ
ますが、もともとこの歌は豊臣の世の衰退を言い表しています。※桐は豊臣家
の家紋


 「露と落ち露と消えにし我身かな 浪速のことも夢のまた夢」 秀吉

 「露の世は露の世ながらさりながら」 一茶


 上段は秀吉の句で、夢のようであったと我が身の人生を振り返っています。
欲望を満たし栄華を極め、事ここに至り人生への執着も薄れ、長い芝居を見た
ような境地がそこにあるような気がします。ここにある「露」もまた人生の秋
を意味し、命の儚さをたとえています。

 ちなみに、当時の武将は死への覚悟として予め辞世の句を作っておくことが
多かったそうです。この句も、62歳で亡くなった秀吉の死に際の句という印
象がありますが、実際には秀吉51歳の頃の句と言われています。

 栄華を極めた秀吉の句はその人生を「夢」と達観する趣がありますが、幼く
して命を落とした長女の短い人生を、跡形もなく消えてしまう露にたとえて詠
んだ小林一茶の句はせつなく、強い余韻を残します。

SNS-FreeJapanからの日記より転載しました

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