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zoom RSS 宇都宮健児氏が明かした野党連合の実態

<<   作成日時 : 2016/08/14 12:13   >>

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2016年の東京都知事選に出馬を表明したものの、後に断念した弁護士の宇都宮健児氏が産経新聞社のインタビューに応じ、宇都宮氏に対して市民連合はじめ野党連合の関係者や支持者が出馬を断念させるよう圧力をかけたことを明らかにしました。

また鳥越氏の「女性問題が明るみになったことを受け、宇都宮氏が鳥越氏への応援演説を拒むと、支持者たちは『なぜ応援に行かないのか』という電話やメールを送りつけただけでなく、宇都宮氏に対して中傷を行ったのでした・・・

野党連合ほ都知事選候補者選びも不透明で、 「議論が密室で進められて私たちの目には何も見えなかった。野党統一候補を立てるということが決まった」という代物で、これでは野党連合の候補者が都知事に当選し、知事に就任しても決して東京都は良くならないと感じました

宇都宮氏が「日本の市民運動の未熟さです。『おまえは降りろ』と圧力をかけたり、知名度頼みの人気投票のような選挙をやっていてはダメです」とインタビューの中で語っていたが、野党連合がこのことを反省するどころか、この告発や野党連合に対する疑問や批判を封じる限り野党連合の将来は暗く、有権者の支持や共感は得られないものと感じましたし、同じスタンスを持つものを自分たちと同一の行動をとらないからといって攻撃や中傷を加えること事態左翼やファシスト同様の「危険性」を感じました・・・

【東京都知事選】宇都宮健児氏が都知事選出馬を断念した内幕を明かした! 「早く降りろ」と大量メール 「これでは市民運動は衰退する」

東京都知事選(7月14日告示、31日投開票)で、一時は立候補を表明しながら、告示前日の7月13日に立候補を見送った元日本弁護士連合会会長で弁護士の宇都宮健児氏(69)が産経新聞のインタビューに応じ、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)=民進、共産など推薦=を野党統一候補として擁立する際のいきさつなどを語った。(三枝玄太郎)

 --立候補断念の際の記者会見でもおっしゃっていましたが、誹謗中傷があったようですね

 「7月11日に野党共闘という形で鳥越さんが立候補することになり、私の選対事務局には『降りろ』といった電話やメールが殺到していたんです」

 --帝国ホテルで鳥越さんと会われたんですよね

 「12日に鳥越さんが帝国ホテルで出馬会見をしました。その後にお会いしました」

 「最初は古賀(茂明元経済産業省官僚)さんが立候補するという話でした。古賀さんはテレビやラジオで『宇都宮さんと話したい』とおっしゃっていた。それが急遽、鳥越さんに代わったので、こちらから『会いたい』と鳥越さんサイドに連絡しました。そのとき、もう告示日の14日まで12、13日しかない。だから鳥越さんの出馬会見の直後にお会いしたんです」

 「ところが帝国ホテルに行くと、2人だけが会談するための部屋が用意されていた。そこで『こういうことはオープンな席で』とこちらからお願いして、マスコミを入れてあいさつしました。こちらからも数人、向こうは鳥越さんのほかに民進党の関係者が大勢いました」

 「『どういう思いで立候補されるのですか』と聞いたら、鳥越さんは『参院選で改憲勢力が3分の2を取った。危機感を抱いて出馬を決意した』とおっしゃった。そこで『都政についてはどう考えていますか』と聞くと『これから考える』と言うのです。そんなわけで政策という意味で意見交換をしたかったのですが、できませんでした。そこで前日に記者会見で発表した政策資料を渡しました」

 --その後はどうされたんですか

 「選対事務所に戻ってどうすべきか支持者の方と話し合ったんです。午後9時半ごろから11時ごろまでやりました。『もう撤退しよう』という慎重派と、『断固出馬すべきだ』という積極派に分かれて激論になりました。政党に近い人に慎重派、無党派の方が積極派が多かったかな。私はどちらかというと、主戦派でした」

 --鳥越さんサイドからはその後、アプローチが?

 「いいえ。まさにその激論の最中に鳥越さんサイドから『会いたい』と選対の海渡雄一弁護士(福島瑞穂衆院議員のパートナー)に連絡があったんです。もう夜遅いし、議論でヘトヘトになっていたので、『翌日にお願いします』ということで、翌日に会うことになりました」

 「ちょうど、テレビ朝日のワイドスクランブルに午後零時半から出演することになっていたし、午後2時からは日本記者クラブで公開討論会が予定されていました。そこで、それが終わった後に、午後4時ごろから弁護士会館の相談室でお会いしました」

 --そこではどんな会話がありましたか

 「鳥越さんと手塚仁雄(よしお)元衆院議員が来られました。鳥越さんは私が前日に渡した政策資料について『読ませてもらったが、賛成です』とおっしゃいました。政策資料には目を通したらしく、線が引いてありました」

 「ただ築地市場の移転問題があります。あそこは11月7日には豊洲への移転が決まっている。6000億円が費やされていますが、土壌汚染対策が不十分で、その上、市場で働く人や仲卸業者の多くが移転に反対している。これについてはどうか、と聞くと、それも『(宇都宮さんの意見に)賛成だ』と答えました。外環道の整備も見直すべきだ、と言うと、それも『(宇都宮さんに)賛成する』と言う。横田基地へのオスプレイ配備についても『反対します』とおっしゃった」

 --それで政策合意ができたのですね

 「いや。鳥越さんサイドはどうも政策を丸呑みすれば、私が降りてくれると期待したようです。しかし、それは口頭でのやりとりであって、政策協定ではありません。参院選では、安保法制の廃止などの点で、野党側は政策協定を結んでいたから、与党側から『野合だ』と批判されても、はね返せたんです。ところが、都知事選では野党間の政策協定はなかった。私が鳥越さんの政策に納得して出馬をやめたというのは違うんです」

 「私としては、降りるにしても出馬するにしても、選対での討論の結果を見て、私自身が決めようと思っていました。だから『出馬するとなったら正々堂々と政策討論をやりましょう』と言って別れたんです」

 --するとどういうわけで告示直前の出馬取りやめとなったのですか

 「こうなったら政党関係者を除外して無党派だけでやろうかとも考えました。(※1)市民連合は鳥越支持を表明していました。無党派の人の中には、市民連合に近い立場の人もいましたし、市民連合との対立に悩んでいる人もいました。メール、電話の7〜8割は『早く降りろ』『いつまでやっているんだ』という出馬辞退を促すものでした。『出たって受かりっこないのに』などというさまざまな誹謗中傷もありました。これが31日まで続いて、選挙運動を持ちこたえられるだろうか。1400カ所にポスターを貼らなければいけないんですよ。ちょっときついかもしれない。それでも政党に近い人たちは党から除名になってもやる、と言ってくれました」

 「今回は保守が小池、増田の2候補に分裂している。この千載一遇のチャンスを逃してはいけない。最終的に私が『市民運動の分裂を回避する意味でも一歩後退二歩前進ということで納得してほしい』と選対やボランティアにお願いしました」

 --残念な気持ちがあったのではないですか

 「そうですね。私たちはずっと都議会の傍聴や都政の勉強を続けてきました。先進的な改革を行っているというソウル市を視察したりもしていました」

 「数百人がポスティングをしてくれていました。中には私の出馬断念を知らずに13日夜も続けてくれていた人もいました。そういう人たちに敬意を表してほしい。誹謗中傷はやめてほしいと思いました」(出馬断念会見は13日午後7時45分から)

 「20日にボランティアの皆さんの慰労会を昼の部と夜の部に分けて2回やりました。四谷のビルの5階を借りて選挙事務所にしていたのですが、そこでやりました。1人で9千枚もポスティングしていた人もいた、という話がその席で出ました」

 --(出馬断念の)13日以降、嫌がらせはなくなったんですか

 「『よく下りた』『よく決断した』というものに変わりました」

 --その潮目が変わったのが週刊文春の「淫行」報道ですね

 「7月21日発売の7月28日号ですね」

 「7月27日午前10時前くらいに、鳥越さん本人から私の携帯電話に電話がありました。『会ってお話をしたい。応援をしていただきたい』ということでした。また午前10時過ぎごろに松原仁(衆院議員)さんと初鹿明博(衆院議員)さんがアポイントなしに(本郷の)東京市民法律事務所に来ている、と事務所の方から連絡があったんです。そこで電話で松原さんと私が話をしました」

 「松原さんは『情勢が非常に厳しい。このままでは鳥越氏が3位になる危険性がある』とおっしゃいました。何でも私のコアな支持層が、松原さんの選挙区にある八潮団地というところにいるらしく、松原さんによると、その人たちが小池さんに入れると言っているという。『宇都宮さんが応援演説に立つことで流れを鳥越さんに引き戻したい』ということでした」

 --それに対しては?

 「私の選対で対応を協議しますと言いました」

 「27日に(※2)『応援要請へのご回答』という文書を出して、鳥越氏サイドに送っています。これには(1)築地市場の移転計画の見直し(2)横田基地へのオスプレイ配備の反対(3)外環道などの都市計画道路の整備について抜本的に見直すこと(4)夜間定時制高校の閉課程の決定を凍結させること(5)東京都独自の給付型奨学金の創設の検討(6)公契約条例を制定し、都の関連事業で働く労働者の賃金を段階的に1500円以上にすること(7)貧困対策のプログラムを着任1年以内に策定、公表すること、といった政策の実現に向けて誠実に努力してほしい、と書かれています」

 --ほかに条件は?

 「女性の人権問題についてです。鳥越さんサイドは、週刊文春と新潮の報道内容を事実無根として刑事告訴していました。しかし、女性の証言がある以上、事実無根とするのは女性へのさらなる人権侵害と考えました。そこで鳥越さん自らが記者会見する場を設けて、説明責任を果たしてほしい、と申し入れました」

 「もうひとつ、鳥越さんは候補者間の政策討論を欠席していました。それを明日(28日)以降は出席するようにしてほしい、という要請です」

 --それに対する返答は?

 「その日のうちに回答がありました。政策の履行と討論会の出席は応じていただきましたが、女性問題に関しては文書で『事実無根』との趣旨の回答がありました」

 --そこで応援演説は取りやめるわけですね

 「ええ。女性の人権に関わる内容ですし、私も人権問題に携わってきたわけですから、その原則を曲げるわけにはいきませんでした。それに事実無根であるという反証もありません。そこでこれまでの対応を変えないということであれば、応援に立つことはできないという回答文を28日に出したわけです」

 --結局、応援演説に立たなかった。どうなりましたか

 「もともと選挙戦の途中から『なぜ応援に行かないのか』という電話やメールはかなりありました。降りたときから『早く応援に』という趣旨の電話などは来ていたのです。それがまた誹謗中傷に変わりました」

 「細川護煕(元首相)さんが脱原発を訴えて出馬し、小泉(純一郎元首相)さんが応援した前回の平成26年の都知事選の際も同じようなことがありました。あのときは市民グループが『降りろ』と言ってきたり、野党候補を一本化すべきという声明が文化人の間から出ていました。そこで公開の場での政策討論を呼びかけたのですが、細川さんサイドは応じませんでした。あのときも猛烈な誹謗中傷がありました。『三輪車と戦車の戦いだ』。もちろんこっちが三輪車で、細川陣営が戦車ということです。また『細川選対はプロだが、宇都宮陣営はアマチュアの集まりだ。勝てる訳がない』とか」

 「前回のときも、(※3)著名なルポライターや作家の方が私の行く先々で待っていて、『降りてくれ』と迫ってきた。今回のことを経験して思ったのは、日本の市民運動の未熟さです。『おまえは降りろ』と圧力をかけたり、知名度頼みの人気投票のような選挙をやっていてはダメです」

 「公開討論会で開かれた議論をする。そういった過程を踏まないで、知名度優先で知事候補を選んでいる。今回は民進党中心に候補者選びが進んでいて、それがトップダウンで決まって、それに市民連合などが従った形になっています。政党が前面に出すぎているのが選挙運動の形を弱めています」

 「都知事選は東京都の問題を議論する場です。それが今回は都知事選を利用して安倍政権に一矢報いるというのがテーマになってしまった。だから有権者に鳥越さんの声は届かなかったんです」

 「議論が密室で進められて私たちの目には何も見えなかった。野党統一候補を立てるということが決まって、(俳優の)石田純一さんの話が出たのが7月8日、古賀茂明さんの話が出たのは7月11日、東京都連が中心に古賀さんを決めて、民進党本部もいったんは承認したと聞いています。それがその日の夜には鳥越さんに決まって、翌日には記者会見です」

 --今回の都知事選を見てどう思いますか

 「いろいろな意味で野党側の惨敗です。この結果を、野党4党と市民連合は直視すべきです。惨敗の総括をして原因を突き詰め、改革を進めなければ同じことを繰り返すだけです」

 (※1)市民連合 民進、共産、社民、生活の野党4党が政策協定を結んだ市民団体。正式名称は「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」。

 SEALs(自由と民主主義のための学生緊急行動、シールズ)や立憲デモクラシーの会、安保関連法に反対するママの会、安全保障関連法に反対する学者の会、戦争をさせない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会の5団体が母体。

 (※2)7月27日と28日の2日間に宇都宮陣営が出した文書は「希望のまち東京をつくる会」のHP(ホームページ)で選挙後に公開されている。

 (※3)宇都宮氏は実名で名前を挙げたが、匿名を希望したため匿名とする。名前が挙がった2人とも、鳥越氏の応援演説に立っている。

http://www.sankei.com/premium/news/160814/prm1608140021-n1.html

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